なぜたった一人でローマへ行くことになったのか。

そして実際に行ってみて気が付いたこと、大変だったこと、良かったことを高校生の視点から書いています。旅行時期 2023年2月

『続編 オーストラリアへ』を追記しました。旅行時期2023年7月

1日目

飛行機でイタリアへ
ドーハで乗り継いでイタリアへ。席を窓側にしてもらったので景色が良く見えた。

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トルコ上空

こんなに雪が降るなんて知らなかった。トルコ・シリア地震で家を失った人たちは寒くて大変だと思う。

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黒海の上空も飛んだ。今まさにロシアが軍事侵攻をしている。

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イタリア半島に上陸。

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ローマ上空から撮影。テルミニ駅が見える。テヴェレ川が汚い。


空港からローマへ

入国審査は簡単でびっくり。
フィウミチーノ空港からローマ中心部への特急レオナルドエクスプレスに乗ろうとしたけど、目の前で一本行ってしまった。
タッチパネルのボタン配置が滅茶苦茶な自動券売機で切符を買って(14€)、改札はQRコードをスキャンするタイプで全然読んでくれず、乗り遅れた。

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ほかにも乗り遅れてがっかりしている観光客が十数人。

券売機で72時間券を買う

時間がもったいないのでバチカン博物館に直行。
その前に、ローマのバス、地下鉄、トラムに乗り放題になるチケット(ATAC)を購入。72時間券(18€)を買った。いちいち切符を買う手間も省けるので時間券を最初に買うのはとてもおすすめ。
そしてこの時海外に来たことを痛感した。ローマ最大の駅であるテルミニ駅の券売機ですら壊れていた。

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いろんなところを押したりしたけど全然買えない。困っている観光客がほかにもちらほら。現地の人を良く観察していたら、単にこの機械が壊れているのに気づいた。機械が壊れていて、その上張り紙もないなんて想定外。正常なものもあったから、時間がかかったけどなんとか券が手に入った。

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地下鉄でバチカンへ

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バチカン博物館は学割で17€が8€に。収蔵品が多すぎて全部を丁寧に見ることはまずできない。
たくさんの部屋の中でもシスティーナ礼拝堂は本当にすごかった。まず、ミケランジェロの最後の審判。想像以上に巨大な壁画だった。撮影禁止。
そして創世記を描いた天井画。モーセの生涯とキリストの生涯を描いた側面の壁画。丹念に見たら30分も経っていた。聖書を少しでも知っておくと壁画が分かりやすくなってよい。
ほかにもアテネの学堂など名画が沢山ある。

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これは『ラオコーン』という彫刻。『テルマエ・ロマエ』にも浴場のモニュメントとして登場する。『テルマエ・ロマエ』は古代ローマの浴場技士が主人公のコメディー漫画。とても面白いし、古代ローマのイメージをつかむのにとても良い。表紙にも採用されている。
15:30~18:30でたっぷり3時間見ることができた。ただ、絵画館が閉まっていたのが残念。遅い時間だからだったのかは不明。

バチカン博物館は予約が必須という情報がネット上に沢山出回っているが、時期と時間帯によっては全く並ばず入館できる。今回は2月上旬の午後3時に行ったら行列は無かった。でも館内はそれなりに混雑していた。
そもそも未成年だとインターネットでの予約ができない。事前にメールで問い合わせたところ、予約はできないが未成年のみの入館は可能、とのことだった。

ホテルへ

暗くなり始めてホテルに行く。ローマタイムズホテル。なんとか英語でやり取りして無事にチェックインできた。旅行会社を通じてクレジットカードがなくても良いということになっていたが、実際はクレジットカードの提示を求められ、デビットカードが役立った。
晩飯はスーパーでパスタを買って温めて食べた。ただし、日本みたいにレジでフォークがもらえたりはしない。今回は初日に買ったサラダについていたフォークで三日間凌いだ。

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