5.感想
なんとかなる
今回、初めての海外旅行に一人で行って、なんでもやればできるように感じた。
最初は、特別英語ができるわけでもないし、海外に行ったこともないし、現地に知り合いがいるわけでもないのに、たった一人で海外に行くなんて無茶だと思っていた。
確かに言葉は一回で聞き取れないことも多かったけど、もう一度言ってもらったりして片言の英語でなんとか乗り切った。欲しいものは買えたし、必要な情報も手に入れた。だからそんなに心配しなくていい。
それに、現地まで行ってしまえば心配なんかよりも好奇心や冒険心が勝る。不思議に思うかもしれないけど、現地では全然緊張しなかった。どんなことが起きても、自分のことは自分でやらなければならないという気持ちになれた。堂々としていないとスリに狙われるかもしれない。むしろ成田空港までの電車に乗っていた時が一番緊張した。
未成年で海外に行く意味
高校生で海外に一人で行くなんて普通だったらありえないと思う。でも、だからこそやってみる価値があると思う。初めて見る世界で自分で考えて行動して無事に帰って来たことは大きな自信になった。
そもそもそういう体験は大人になってからでは出来ないように思う。まだまだ知らないことも多いし、間違った判断をしてしまうかもしれない。そんなリスクを負いながらも、未熟ではあるけれど一つ一つ自分で解決していく。そんなことをできるのは高校生のうちなんじゃないかな。
大人になったら、安全なところなら一人で海外に行っても特にリスクはないと思うし、できて当たり前だと思われる。だから、僕を送り出してくれた父には感謝している。
この一人旅で得た教訓は、「やればできる!」ということ。始めは不可能に思えてもやればできるかもしれない。始めからあきらめないで、まずやってみることをこれからも心がけたい。