続編 オーストラリアへ
2.注意点
事前準備
ETAの取得
オーストラリアに入国するにはETAという電子ビザを取得しないといけない。申請はスマホのアプリからのみ。
オフラインマップ
google mapのオフラインマップ機能を使って、事前にケアンズ、シドニーの地図をダウンロードしておいた。インターネットが未接続でも使えるので重宝する。
オンラインチェックイン
今回はLCCのジェットスターを利用した。ジェットスターでは搭乗の48時間前から事前のオンラインチェックインが利用できる。預け荷物がなければカウンターに並ばず直接保安検査場に向かえる。
デビットカード
オーストラリアに行くなら必須。カードのみの店が結構ある。スーパーのセルフレジはカードのみ。サーチャージがかかっても為替レートが成田空港の両替店より良かった。また、両替は現地の方がレートが良い。
成田空港では1AUD=104JPYだった。
宿の確保
未成年だけでも泊まれる宿を確保する。今回はBig Backpackers Hostel (外部リンク)に泊まった。
親の同意書が必要。書式はホステルからもらえる。
公共交通機関
ケアンズ
空港、市街地間の片道5キロメートルの移動は絶対タクシーを使った方がいい。今回は行きも帰りも歩いたけど、時間を最大限活用したいならタクシー一択。特に帰りは間に合うかどうか結構不安になる。それに、明らかな歩道はなく、車が80キロぐらいで走っている道の路側帯を歩くしかない。一応歩いていいことにはなっているけど怖い。
土日はキュランダへのアクセスがよくない。スカイレールの駅の最寄りのバス停に止まる路線が土日は運行していないから、下車したあと2キロメートルほど歩かないといけない。バスの本数も1時間に1から2本で乗り遅れたら大変。ケアンズのバスは現金のみなので注意。以下のサイトで運行予定を確認できる。
公式サイト(外部リンク)
シドニー
電車、バス、ライトレール、フェリーすべてが素晴らしい。シドニーとその近辺ならどこでも楽に行けると思えるほど。電車は10分に1本は来る。バスは路線が多すぎてすべて把握するのは無理だから、使いそうな路線をいくつかあらかじめ調べておいた方がいいかも知れない。ライトレールは路面電車。セントラルの乗り場がL1だけ違うから気を付けて。フェリーは大体30分に1本。タロンガ動物園やコッカトゥー島に行くときに使った。オペラハウスやハーバーブリッジが海からきれいに見られるので乗るだけでも楽しい。
この4つの交通機関はすべてオパールカードというNSW州のICカードで乗ることができる。空港に着いて市内に向かうときにカードを作ってしまうのがいい。最初の35$のチャージはカードのみだった。カードは5$単位でチャージできると聞いていたけど20$からしかチャージできなかった。あまり余らせないように計画しないといけない。ローマと異なり、機械の故障は見当たらなかった。
オパールカードのチャージ機。カードのみの機械もある。
ひとつ注意しないといけないのが週末にたまにあるトラックワーク。これは電車の点検で、電車が走らないから代替バスが出るというもの。いつもより時間がかかるけど、バスはたくさん出ているし、看板も多く、係員もいるからあまり心配しなくて大丈夫。それに代替バスは無料。以下のサイトで経路を検索できる。
公式サイト(外部リンク)
治安
ケアンズもシドニーも治安はとても良い。怖いことは何もなかった。
シドニーではホームレスのための炊き出しが毎日行われていて、職探し中のワーキングホリデーの人ももらいに行っていた。
食事
オーストラリアは物価が日本の倍ぐらい。何日か過ごしているうちに安くご飯を食べるには自炊をするしかないという結論に達する。
オーストラリアは農業大国だから農作物は安い。水産物も安いほう。それからパスタが一番安い。500gで1$だった。安い材料を見つけて自炊すれば5$ぐらいで腹一杯晩飯が食べられる。それから水はとても高い。600mLで4$が普通。だけど、スーパーで1.5の水を探すと90¢で買えたりする。いろんな食材が頻繁に値下げになっているからうまく使えると結構節約できるかも知れない。
共有キッチンがあるような宿だったら是非やってみてほしい。
自分も最初は躊躇したけど、パンにチーズと野菜を挟むところからはじめて最後はパスタをつくるところまで進歩した。
オーストラリアのレストランはいろいろな店がある。東南アジアのお店が特に目につく。ベトナム料理の店でフォーを食べたら美味しかった。
鶏肉が一般的なフォーにもビーガンメニューがあった。
気候
今回の旅は7月。オーストラリアでは真冬に当たる。ケアンズでは昼間は暑かったけど、まだ真っ暗な早朝は風もあり寒かった。熱帯をイメージしていたから驚いた。
シドニーでは朝晩はかなり冷え込む。しっかり上着を持っていった方がいい。でも日中は気温が上がってシャツ一枚でも過ごせるような陽気になる。