2019年の自作ラジオに始まり、ベリカードのコレクション、アマチュア無線局JK1DOEの活動まで、随時更新します。

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アマチュア無線運用編

 JK1DOEです。当局のシャックの紹介です。メインリグはIC-7200M、サブ機としてFT-818とVX-3があります。電源システムは5Aの直流電源と車用バッテリーを並列接続して大電流を流せるようにしています。これで50W送信を実現しました。アンテナ設備は自作の7MHz用フルサイズインバーテッドVダイポールが上がっています。写真の右下の機械がアンテナチューナーでいただいた手作りのものです。このチューナーを介してアンテナに接続することで色々なバンドに出られるようになっています。

シャック2.jpg 

 アクティビティは比較的高いと思います。7MHz,14MHzのCW,SSBを中心に出ています。CWはまだ初心者なので5NN BK+QTH交換の交信が多いですが、ラバースタンプQSOにも挑戦しています。和文モールスは分かりません。

ここに僕が作成した「実用」欧文モールス表を載せておきます。ブラウザ上でもダウンロードしてでも見られると思いますので活用していただければ幸いです。

CW表.pdf

 

2021/Jan

今月から本格的な運用を開始しました。運用開始から2週間ほどたった日曜日に、かなり速いモールス(21wpm、そんなに速くないけれど高速に聞こえた)が7MHzで聞こえました。しかも、聞きなれないコールサイン...何度も聞き取ろうと聞いているとだんだんコールサインがわかってきました。「RV30KR」極東ロシアの局でした。ダメもとでコールしてみると、「DOE?」が返ってきました。もう一度呼んでみるとフルコールを取ってくれました。この交信はショートQSOでしたが、初めての海外局だったので交信できた時は本当にうれしかったです。出力50W、自作のダイポール、未熟なオペレーションで外国人と繋がることができる、これがアマチュア無線の醍醐味だと感じました。

さらにはブルガリア、アリゾナ州、中国、ロシア、韓国とも7MHz CWで交信できました。アリゾナ州と日本の距離は9300km。この遠距離通信は相手と自分が出した電波だけで成り立っている、これは本当にすごいことだと思いました。

 

2021/Feb

10,14MHzにも出てみました。DXのメインバンドと謳われる14MHzでの最初の交信は「UG1B」ヨーロピアンロシアの局でした。7MHzに同調しているアンテナにチューナーを介して給電しているので無事に電波が出ているのか不安でしたがウラル山脈を越えて交信できました。

今月、交信できたDX局

アジア州:香港、中国、韓国、タイ、アジアティックロシア、モンゴル

オセアニア州:オーストラリア

ヨーロッパ州:ヨーロピアンロシア、ブルガリア、ラトビア、ハンガリー、セルビア

北アメリカ州:アメリカ西海岸

JARL QSLビューローにカードを送ってみました。スマートレターでぎっしり送りました。SASEもやってみました。まだJARLに入ったばかりなので、今月はカードの到着はありませんでした。届くのが楽しみです。

 

2021/Mar

Mar.7のARRLのコンテストではアメリカ西海岸の局とSSBで複数交信することができました。コンディションが良かったようです。14MHzがだめでも、21MHzの電波伝搬が良かったようです。なんと、スタンフォード大学のクラブ局である、W6YXとも交信できました。アメリカの教育機関、ましてや大学なんて今まで接点が全くありませんでしたが、ほんの少しだけ親近感がわいてきました。ハイバンドの良さからサイクル25が確実に始まっている感触がありました。

今月、交信できたDX局

アジア州:アジアティックロシア、香港、台湾、中国、韓国、東マレーシア、タイ

オセアニア州:オーストラリア、ニューカレドニア、サイパン

ヨーロッパ州:ヨーロピアンロシア、ラトビア、ノルウェー、ハンガリー、ブルガリア、スロヴェニア、ベラルーシ、ドイツ、スペイン

北アメリカ州:アメリカ西海岸、カナダ西海岸

 

2021/Apr

JIDXコンテストCWに参加しました。普段のコンテストではなかなか取り合ってもらえませんが、このコンテストは日本の局がとても有利なので応答率が高く、たくさん交信できます。アンテナチューナーを活用して、7~28MHzまでオンエアしてみました。だいぶ高速受信にも慣れてきたためコンテストのスピードにもついていけるようになりました。

今月のNewエンティティ

アジア州:ベトナム、西マレーシア、インドネシア、カザフスタン

オセアニア州:ハワイ

ヨーロッパ州:ベルギー

北アメリカ州:アラスカ

 

2021/May

また少しずつではありますが、Newエンティティが増えてきました。それと同時に交信した国や地域に関心を持つようになり、地図を見たり、google mapのストリートビューで歩いてみたりするようにもなりました。世界地理や世界地理の学習にはアマチュア無線は向いているのかもしれません。

今月のNewエンティティ

ヨーロッパ州:イタリア、チェコ、スロヴァキア

南アメリカ州:ウルグアイ(対蹠点効果でしょうか)

 

2021/Jun

今月は色々忙しく、ほとんどオンエアできませんでした。そこでここまでの運用で習得したちょっとしたコツを書こうと思います。国内の記念局のパイルを抜く方法です。

CWでは多くの局が呼ぶとかなりの熟練者でないと聞き分けることができず、受信時間が長くなります。そこで、ほかの局がコールをし、そのピークが過ぎたころから普段よりもゆっくり(18~22wpmぐらい)でコールします。そうすれば聞き取りやすく、オールコピーは無理でも一部を取ってもらえる可能性が高まります。しかし、相手が送信を始めたらこちらはすぐに受信に徹しなければいけません。いつまでもコールし続けるのは迷惑になってしまいます。パイルに参加するときは是非フルブレークインで。

 

2021/Aug

今月は二回目のJARLからのカード転送がありました。

みなさん、カードが素晴らしいなと思いました。エゾシカの写真や開聞岳の写真など魅力的なものがとても多かったです。

海外からは一月に交信したブルガリアの記念局のカードがありました。ブルガリアのビューローは速いようです。

 

2021/Sep

今月、ふと東京オリンピックの記念局のことを思い出しましたが手遅れでした。パラリンピックの最終日で運用が終了していました。僕は1,8,0エリアのOLPの局と交信していましたが、OLYMPICの局とは一局も交信していませんでした。一生に何度もあるようなチャンスではないのでもっとたくさん交信しておけばよかったと思います。

国内の記念局は8J7JOMON局と交信できました。三内丸山遺跡などの縄文遺跡が世界遺産に登録されたことの記念局です。北海道側の8J8JOMONも運用しているようなのでトライしたいと思います。