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受検(受験)を考えたのは6年生の10月。
野球部に入りたくて、入試4か月前から塾に通わず、猛勉強して2019年春に合格を勝ち取った記録です。受検(受験)の動機、勉強法、教材、等々役立つと思う情報を書きました。
合格ラインの参考として僕の適性検査の得点も書きました。
勉強と野球を両立したいみんな、塾なしで南多摩中など都立中高一貫校の受検(受験)を考えているみんなの役に立てばうれしいです。

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2 情報収集

公立中高一貫校でどのような問題が出題されるのか、点数の配分はどのようになっているのか、どのくらい点数が取れていれば合格できるのか、enaなどの塾ではどのような指導をしているのか、僕も両親も中学受験は全く考えていなかったので何も知りませんでした。上記のような情報を、塾に通わずに手に入れた方法と手に入れた情報を紹介します。

 

2-1 本

2-2 インターネット

2-3 友人

 

2-1 本

おおたとしまさ著『公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか』(青春出版社)というena(適性検査対策に特化した塾)の授業や合格者の座談会が収録されている本を読み、どのような勉強法が効果的か、問題を解くときどのようなことに気を付けるべきなのか、などの情報を得ました。

作文なら「いりたまご」。どういうことかというと、「い」が意見「り」は理由「た」は体験「ま」はまとめ「ご」は誤字脱字のことです。得点を積み重ねていくことを意識するということも書いてありました。社会分野なら、グラフの中で大きく変動している項目だけを選び、それについてしっかり書いていくということ。つまり取捨選択をしっかりするということです。ほかにも問題の難易度を素早く判断することが重要であること。理科分野なら想像をしたりせず、そこにある資料からわかることだけを書いていくということ。等々勉強に生かせる情報を得ました。実践してみると、納得できる答案が書けたので良かったです。

座談会の収録からは都立中の良いところ、例えば英語教育の充実度や理科の実験室の充実度などを知り、受検勉強に対するモチベーションが上がりました。

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2-2 インターネット

南多摩中等教育学校の口コミを読みました。(みんなの中学情報)

体育館や西館が古くても、先生方がとても熱心でそれぞれ専門の分野があるので、深く掘り下げて学ぶことができるということ。図書室にない本をリクエストすると買ってくれるということ。いじめも少なく、部活動も覇気があり実績があること。そして何より進路実績がとても良いことがよかったです。浪人する人はあまりいないようで、生徒の4分の1が国公立大学に進学するようです。良いことがたくさんあることを知り受験勉強に対するモチベーションが上がりました。

 

 

2-3 友人

出身小学校が京王線沿線にあったからか、南多摩中等教育学校を受検する子が多く、友人からも情報収集ができました。適性検査だけの得点を300点満点に換算したときに、180点取れていれば合格の可能性が高いということ。夏休み期間は10時間も勉強していたこと。学校がある日でも夜の11時くらいまで勉強しているということ。本番の45分間をどのように使っていくかということ。適性検査Ⅰは、20分を作文に使い、読解問題を15分で解き、10分を見直しや予備時間とするということを聞きました。

その他にも、学校の休み時間や帰り道でお互いの苦手なところをアドバイスしあったり、「がんばってね」と励ましあったりしながら友達との時間を過ごしました。周りの受検生は、みんなそれぞれの塾に通っていたので、それぞれの塾の雰囲気も聞くことができました。ほとんどの塾が緊張感のある授業をしているそうで、本気の子供たちと競うイメージを作ることができました。ちなみに同じクラスから1人、学校全体で僕を含めて男子が3人女子が1人合格しました。