礼文島は南北に細長く、往復すると70kmあるが、朝一のフェリーで到着しても夕方までに50cc原付で一周できる。
ただしレンタル屋で「林道は走らないで下さい」と言われたので、礼文林道は断念。

北部の岬めぐり
まずは最北端のスコトン岬を目指す。
が、礼文空港方面に迷い込んでしまった。
手前の久種湖まで戻り西へ。

海岸沿いからぐんぐん登り、スコトン岬。

柱状節理のタタキ島や

トド島がよく見える。

海抜0mからの高山植物の島。
これだけ咲き乱れていると、普段あまり興味がなくても写真を撮ってしまう。



続いて「岬めぐりコース」でゴロタ岬展望台へ。

尾根から両側に海が見える無名の絶景スポット。

看板のおかげで、花の名前が簡単に分かる。

ここに車やバイクを置いて、徒歩で登っていく。

0.6kmでも結構キツイ。登りは20分みた方がいい。

眺望が素晴らしく、皆さん汗だくながら満足そうにしている。

澄海岬への一本道。

澄海岬のいい写真はネットにたくさんあるので割愛。
南部の眺望スポット
映画『北のカナリアたち』のロケ地は、北のカナリアパークとして無料公開されている。
利尻富士が間近に見えて、休憩には最適。

礼文島の最南端・知床。

礼文林道の南側の入口はこんな感じ。
スクーターでも全然問題なさそうだが、やめました。

そして眺望が一番よいと言われる桃岩展望台へ、ぐんぐん登る。
青い海と空で隔てられた丘陵の礼文と山岳の利尻を一度に楽しめる。
高低差が大きいので、徒歩の方々は汗だくだった。

島の西側へ
新桃岩トンネルで島の西側・元地地区へ。
トンネル内には北緯45度の空気が保存され、めちゃくちゃ寒い。
メノウ浜の先、地蔵岩の近くには石英脈が走っていた。

こういう石英脈からメノウが産出したのだろうか。

礼文林道には行けなかったものの、無名の絶景スポットがたくさんあり、十分楽しめた。
礼文の風景を楽しむには、自分的にはスクーターの速度で十分だった。
また利尻山のような高い山はないが、絶景スポットはアップダウンが多い。
自転車より原付の方が断然お手軽なので、迷うなら原付をオススメ。