2024GW念願の房総半島125ccツーリング2日目 銚子満喫編

2024/5/6は薄曇り。

国の名勝及び天然記念物 屏風ヶ浦(西端~東端)

まずは屏風ヶ浦の西端を見学。
砂にスタックしながら無理やりバイクの記念写真。

実際に歩いてみて、ここが断崖絶壁の屏風ヶ浦と砂浜の九十九里浜のクロスポイントなのだと勝手に納得(本当かどうかは知りません)。

砂浜では謎の卵を発見。
ウズラより少し大きい鳥の卵みたいです。

銚子ドーバーラインは高い木が少なく、強風エリアであることが分かる。
でも想像したような絶景はなく、ちょっとガッカリ。
よく考えれば、屏風ヶ浦の上を走るのだから屏風ヶ浦の断崖が見えないのは当然ではある。
海の眺望もごく一部しかなかったが、海に落ち込むササの急斜面が何となく北海道を彷彿とさせた。
ササと風力発電から、強風エリアであることに想像力を働かせるしかない。

屏風ヶ浦の東端に到着。

こちら側は銚子ジオパークとして素晴らしく整備されている。

西側より銚子マリーナのある東側の方が遊歩道が整備され、しかも間近に見える。

銚子電鉄でイワシ料理店にリベンジ

屛風ヶ浦の見学の後、犬吠駅から片道約20分の銚子電鉄に乗る。
犬吠駅というのが後でちょっとしたラッキーにつながる。

電車がやってきた。
皆さん写真を撮っています。

車内は車掌がキップ拝見してくれる超アナログなタイムスリップ空間。

人気の緑のトンネルに差し掛かれば、皆さん写真を撮ります。

途中、本銚子駅のハンドメイドのステンドグラスがかわいい。

銚子駅に到着。JRのホームを間借りする感じ。

駅から10分で目当てのイワシ料理屋。
だがまたしても「本日銚子港イワシ水揚げない為天ぷら・フライ・塩焼・つみれ揚げのみ提供できます」の貼り紙。

だったら他の店でも同じだろうと入店。
「本日のランチ」+つみれ汁アップグレードを注文。
ちょっと忙しい時間帯で、ようやくイワシの料理が出てきた。
「本日のランチ」は2品選べるので、
tachigokeはイワシの塩焼きとイワシの天ぷら、EnStはイワシの塩焼きとヒラメの刺身。

これで〆て(1200円+250円)x2=2900円。とても美味しかったです。

店を出ると、KLX125のカギがないことに気付き、真っ青に。
EnStに犬吠駅に戻ってもらい、tachigokeは銚子電鉄本社のある仲ノ町駅まで歩いていく。
カギが出てきてくれることを踏切の地蔵に祈る。

ここが本社のある仲ノ町駅。これを見てしまうと、やはりこのローカル線はこのまま存続して欲しいと切に願う。


駅舎内を見ながら待っていると、

EnStからKLX125にカギが差しっ放しだったと電話。助かった。

次の電車まで20分ほど。駅に隣接するヤマサしょうゆの資料館を見学をさせてもらった。

こちらはドイツから輸入された日本最古のディーゼル機関車とのこと。

工場売店で醤油を買い、ホッとして電車に乗る。

途中の笠上黒生(かさがみくろはえ)駅が育毛シャンプー会社のネーミングライツで髪毛黒生駅の愛称になったのだと、駅員が教えてくれた。160万円だったとか。

こちらは関東最東端の海鹿島(あしかじま)駅。民家脇にある。

こんな面白いローカル線が700円の一日乗車券で楽しめる。
しかも一日乗車券には犬吠駅売店の割引クーポン付き。これが犬吠駅で乗って得した理由です。
ぬれ煎餅やまずい棒など、あちこちへのお土産を買いました。

犬吠エリアで観光気分

犬吠駅から犬吠埼灯台までバイクで2分。
駐車場はほぼ満車だったが、2台の125ccは最先頭に停められた。まさに灯台下暗し。

明治7年に完成した犬吠埼灯台は世界の灯台100選にも選ばれ、見学者数日本一の灯台とのこと。
九十九里浜にちなんで設計された99段の階段を上ると、足のすくむ高さで周囲を一望できる。

これが現役の国産4面フレネルレンズ。

資料館にある初代フランス製8面フレネルレンズ。ランプが拡大されて見える。

実際に中にあるランプ。こうして数十キロ先まで届く光が作られるのですね。

続いて灯台から6,7分のところにある地球の丸く見える展望館。

たぶん丸く見えた。

洋上風力発電も見えた。

強風の恐怖から脱出して温泉へ

帰りの銚子ドーバーラインは強風の恐怖。
60km/h以上は出せず、ハンドルにしがみ付く。
成田空港の地下を通過した頃からようやく風も収まってきた。
東京スカイツリーの直ぐ近くを通過し、

銚子から3時間20分で目的の御谷湯に到着。
源泉かけ流しの黒湯が520円。
こんな都心でGW強行軍ツーリングを締めくくることが出来ました。

今回の燃費
tachigoke : KLX125 54.3km/L
EnSt : D-TRACKER125 51.0km/L

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