午後、道の駅の裏にある真宮島で干潮時に地続きとなるトンボロを見学してから、

周防大島のもう一つのアクティビティ・瀬戸内アルプス登山へ。
周防大島の文殊山、嘉納山、嵩山(だけさん)、源明山は低山ながら瀬戸内海とその島々の素晴らしい眺望から、瀬戸内アルプスと呼ばれているそうで、縦走する登山客も多いようだ。
普通は登山口から山登りを楽しむのだろうが、ヘルメットを被るのに汗はかきたくない。でも景色は見てみたい。
地図と航空写真を見ると、道らしきものがありますね。


バイクで登れるといった情報はないけど、行ってみよう。
駐車場もある嵩山(だけやま)
標高618.5mの嵩山。
ここは駐車場があり、直ぐ下まで普通車でも入って来られる。
バイクなら車止めをすり抜けて

山頂まで舗装路で行けた。

嵩山から嘉納山へのショートカット
来た道をふもとまで降りるのはつまらない。
Googleマップで見つけた嘉納山へのルートへのショートカットへ。

一応は舗装路だが、落石・枝などで荒れている。オフ車以外には少しキツイかも知れない。

嘉納山への登山道と合流すると、竹林地帯に。
路面は竹の落ち葉に覆われて、何とも幻想的。一見の価値あり。

無事に広域農道オレンジロードに出た。
航空写真で見つけた嘉納山へのアクセスルート
楢崎剛十郎生誕地の看板を目印に小道を上っていく。
生誕地の看板の写真を撮っていたら、

ここでミカン農園を営んでいる方に声を掛けられ、干したスライスみかんを頂いた。

秋にはミカン狩りもやっているそうです。
Googleマップには出ない舗装路が続いていた。

標高がぐんぐん上がっていく。
途中、道が川になっている箇所もある。

途中に「四境の役三ツ石両軍戦死者の墓」あり。

登山道との合流地点から登山開始。

10分足らずで瀬戸内アルプス最高峰・標高685mの嘉納山のピークに到着。
頂上には旧日本軍の砲台跡がある。
南北の海に浮かぶ島々の素晴らしい眺望。
地元の有志が草木を刈って見晴らしを確保してくれているようだ。

Googleマップで検索できる文珠山へのアクセスルート
広域農道オレンジロードまで戻って標高663mの文珠山を目指す。
ここの舗装路が一番状態がよい。普通車でも問題ない。

登山道との合流地点。

普通車が2台ほど停められるスペースもある。
林道もここで通行止め。

こちらも7,8分で山頂に到達。
展望台があり、ここも素晴らしい眺望。

この一帯にこの虫が大発生。ヒメツチハンミョウという毒虫らしい。

途中で断念した源明山へのアクセスルート
最後に標高625m源明山への林道へ。
広域農道オレンジロードで笛吹峠へ。
ここにも古戦場の看板あり。
看板によると、林道1km、さらに登山道1kmとのこと。

左へ続く通行止め林道に入る。

ここから長州戦争で松山藩が攻めてきた南部への眺望が素晴らしい。

だが落石が多くてヒヤヒヤする。
750m地点で路肩が崩れている。

源明山の山頂は眺望がないらしい。
無理しても山頂まで登るとフェリーに間に合わなくなる。
750mはバイクで稼げることが分かったので、ここで引き返した。
当初、戦跡&史跡ガイドマップに合わせてオレンジロードを周回するようなツーリングを考えていた。
瀬戸内アルプスを知り、バイクでラクをしてピークハント出来ないか試すことにした。
源明山は登頂出来なかったが、他の山はバイクでラクできることが分かりました。
オレンジロードに戻り下っていくと無人直売所。グレープフルーツ1ネット200円。

登山後は防予フェリーで松山へ
瀬戸内海を眺めつつ、防予フェリーの中継港である伊保田港を目指す。
だが東に行くべきところ、島の最南端に行ってしまった。

夕暮れのなか、伊保田港へ急ぐ。

周防大島沖で謎の爆発により沈没した戦艦陸奥の副砲や艦首が野外展示されていた。

出港20分前に伊保田港に到着。

だが近隣のコンビニは閉まっていた。
大人2570円、学生2060円(学生証を見せれば学割証は不要)、125cc 1750円。

バイクはKLX125とD-TRACKER125の2台だけ。

松山・三津浜港に到着後は、松山城のライトアップを見ました。
