青梅街道(国道411号)を東へ進み、弁天橋を渡ってすぐ右折すると林道鋸山線となる。
林道鋸山線

東京都森林組合の製材所を過ぎてしばらく行くとT字路となるので直進。
Googleマップでは通行できることになっていたが、ここもゲートが施錠されていた。

だがバイクなら右のすきまからすり抜けられる。
YB125SPとD-TRACKER125なら余裕だった。

ここからtachigokeが先導する。
舗装路ではあるが、入口が開放されている入間白岩線・風張線と比べると、さすがに落石や枝が多い。
それでもオンロードバイクでも問題なく走行できる。
林道的な風情のある場所も多少あるが、基本的に眺望は期待できない。

途中、奥多摩・昭島市民の森の看板。

今回この林道に来た目的は、鉱物探し。
かつてこの辺りにマンガン鉱山があったという。
わずかな情報を頼りに、地形を見ながら、それらしい場所を探す。

1時間ほど急な山の中を探して、それらしい石を見つけた。
帰宅して洗ってみたら、この通り。ずっしり重い。


17:30再びツーリング再開。もう辺りは真っ暗。
鋸山登山口が林道の最高地点994m。

下りの途中から工事中のダートに変わった。
雨水で出来た溝や穴があり、それなりに気を遣う。

林道の終点。
こちらもゲートが施錠されていたが、右のすきまから出られた。


そこそこ荒れているがほぼ舗装路なので、オンロードでも手軽に林道気分が味わえた。
東京都一の秘湯へ(島しょ部を除く)
tachigokeが東京都一の秘湯と勝手に思っている、檜原村の「やすらぎの湯」に立ち寄った。

アルカリ性単純温泉を加温しているが、源泉からほのかに硫化水素臭がする。
pHは9.9で、入っているそばから肌がツルルツしてくるのが実感できる。

ここを秘湯にしているのは、基本的に村民しか利用できないことだ。
ただ例外的に村外民も利用する方法がある。それはふるさと納税だ。
ふるさと納税の返礼品としてやすらぎの湯の無料招待券が手に入る。
かつては返礼品の焼酎にさらにおまけとしてかなりの枚数がもらえたが、今はふるさと納税5000円に対して6枚だ。

地元専用であることを理解したうえで、ありがたく入らせて頂いた。
居合わせた地元の人によると、加温は環境にやさしい間伐材ボイラーとのこと。
泉質的にも近隣の温泉よりここが気に入っているとのこと。
林道鋸山線を通って来たと言うと、バイクが転落したこともあるから注意してと言われた。
未舗装区間は当分はダートのままとなるようだ。
今回は、林道だけでなく、キノコ、鉱物、温泉と盛りだくさんのツーリングだった。