できるだけバイクで標高を稼いでお手軽登山7 – 奥多摩周遊道路から月夜見山・倉掛山・御林山

昨年9月29日に雨で撤退した奥多摩周遊道路からのお手軽登山を敢行。
ツーリングで出掛けた先で、往復30分を目安に登山気分も味わえるところを探す。

檜原村の奥地はフジの花が盛りを迎えている。
ありとあらゆる木にまとわりついて、一面フジ色のところも。
一見キレイだが、里山が放置された結果であり、巻き付かれた木もそのうち枯れてしまうらしい。

かつて奥多摩周遊道路が有料道路だったと聞いたことはあるが、こんな看板を見つけた。
なるほど道幅が少し広くなっているここに料金ゲートがあったのか。

料金ゲート跡の直ぐ先にこんな滝が。
しかも川に降りる石段まであった。

お手軽第一弾 月夜見山

都民の森を過ぎて、まずは月夜見第二駐車場。
標高は1100m近くあるから、まだ八重桜が見られた。

奥多摩湖方面に下っていく。

同じ道でも進むスピードが違うと見える景色も違う。
柔らかい苔の上を歩くとオンロードとの違いを実感する。

ここから登山道。

それなりに登っていく。

新緑に覆われたフカフカ落ち葉の登山道が心地よい。

頂上まで10分かからず、まさにお手軽。
残念ながら眺望なし。
だがその名の通り、月見は出来るのかも知れない。

お手軽第二弾 倉掛山

続いて都道の最高地点でもある風張峠駐車場。

駐車場から多少の眺望はある。

鎖で閉鎖されたゲートの中に入り、山道の方へ進む。

お手軽登山と言いながら、どんどん下っていく!?
実は倉掛山は風張峠駐車場よりも低い。
滅多にないシチュエーション。

動物の足跡もたくさんあって、それなりに面白い。

だが結局、舗装の風張林道に合流してしまった。

だが突如、木々が伐採され素晴らしい眺望が開ける。

しかし風張林道から来れるなら、林道で来た方がもっとお手軽だった。

絶景ポイントから少し下に、倉掛山への分岐点がある。

こちらも新緑に覆われた山道がいい雰囲気。

分岐点から頂上まで3分。これはお手軽。
とはいえ眺望はまったくなし。
ここに名前を付けた意味が分かりません。

舗装林道から上がってきたサイクリストたちが絶景ポイントで歓声を挙げていた。分かる!!

結局、この山自体は?だったが、動物の足跡が至るところに見られるし

タヌキのため糞があったり

シカ?の抜け毛が落ちていたりと手軽に自然が楽しめた。

鳥獣供養塔には澤乃井が供えられていた。

お手軽第三弾 御林山

最後は浅間尾根駐車場。

この駐車場からの眺望は良い。

看板の裏へ進み、

山火事注意の看板がたくさんある

いろいろな種類があって楽しいです

デカい虫こぶはいろいろ見てきたが、幹の太さの3倍もある虫こぶは見たことがない。

ここも駐車場から高低差にして30m下ったところに山頂がある。
倉掛山と同じく帰りが登りになる不思議なパターン。
南側の木が伐採され、眺望は良い。
往復で30分以上かかるので、お手軽と言い難いかも知れない。

まとめ

駐車場から直ぐ頂上とか、駐車場から下っていく山もあるとか。
いかに奥多摩周遊道路が標高の高い山々の間を縫っているか、ということだろう。
これまでそんなことは考えずに走っていたが、バイクを停めて少し歩き回ってみると、なるほどこれは大した道路だと思った。

季節によっていろいろな顔を見せてくれる奥多摩周遊道路。

本当は、本当にありがたい道路でした。

ちなみに風張林道に行くなら、ここから。

そうそう、帰りの檜原街道で車格の大きな125ccのオフロードバイクに遭遇。
信号待ちで話しかけてみたら、Apriliaでした。
イタリア!カッコイイですね!!
でもシート高が欧米向けで乗りづらいとのこと。
なるほど、そういえばしまなみ海道で会ったハスクバーナ・スヴァルトピレン125の人も同じことを言っていたっけ。

こちらのバイクも聞かれた。
YAMAHAの海外製造で、これは二代目の中華製です。
製造中止でしたが、最近は三代目のフィリピン製の新車があるみたいですよ。

そんな路上会話が出来たのも面白かった。

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