できるだけバイクで標高を稼いでお手軽登山6 – 盆堀林道から刈寄山

ににく沢林道&市道山に続いて、今日の林道&山登り第二弾は盆堀林道&刈寄山。
先週、醍醐林道に行く途中、盆堀林道が四輪車でも通行可能と聞いたので、最寄りの刈寄山とセットで探索することに。

完全開通の林道盆堀線をこの目で確かめる

盆堀林道が通行止めだと思っている人もまだ多いだろうが、もうチェーンも車止めもない。

数年前にスキマから入れないか調べていたら、「オイ!何やってんだ」と地元民に怒られたのが遠い過去のようだ。

だが早速ホイールローダーが作業中。
どうやら入山トンネルの手前で小さな土砂崩れがあったようだ。

その入山トンネルを過ぎるとしばし視界が開ける。
八王子市街まで見えるのはここだけ。

全線舗装路。強いて注意すべきは湿ったコケ。

コケはかなりあちこち生えています

刈寄山はお手軽登山なのか!?

入山峠に到着。バイクなら適当に停められる。

入って1,2分の草地は、背丈ほどの草が行く手を阻む。

知らなければ、ここで迷うでしょう

それでも10分ほどで戸倉三山の一つ刈寄山687mに到着。
多少とも眺望はある。
これはお手軽と言っていいだろう。

盆堀間伐作業道に突入!

入山峠の作業道のフェンスはしっかりしていて、入れるはずがないと思っていた。
ところが今回フェンスに近寄ったら、たっぷりスキマあるじゃないですか。

どうせヒマだし、入ってみよう。
フェンスから200mで土砂崩れ。登山道の草地の直下のようだ。
四輪車は不可だがバイクで行けそうなことは一本の轍から想像できる。

歩いて安全確認。土砂は簡単に乗り越えられた。
草で路面が見えにくいので、歩いて確認してから走ると安心でした。

ほぼ白骨化したタヌキ。ラッキー。

この土砂崩れも通行に支障なし。

視界が開けるのはここだけ。

そして終点の転回所まで辿り着いた。
ずっと一本の轍が続いていたから、知っているライダーは遊びに来ているのかも知れない。

確かに、わずか1.5kmのピストンではあるが、こうした岩肌があったり

こういう土砂崩れや

こういう土砂崩れもあって、とても楽しかった。

何より変化に富んだダートなのにアップダウンがなくガードレールが完備されていて、初心者にもオススメ。

そしてバイクしか通行できなかった五日市側は…

皆伐されたこの辺りの見晴らしが良い。

ここが2022年10月時点ではバイクしか通れなかった箇所。

四輪車でも通れるよう、しっかり復旧されていた。

こんなカワイイ滝もあったのか。

林道終点の手前で、林道千ヶ沢線という支線のゲートが開いていた。
わざわざ開けてくれたなら、どうせヒマだし、行ってみるか。

舗装路から直ぐに砂利道のダートに。
昨日の大雨で道にも水が流れている。

ゲートから1.4kmで林業稼行中。

東京の林業って実は盛んなのかな。

林道盆堀線に戻り、終点手前で突如カモシカが山側の斜面から降りてきて、あわやぶつかるところ。
KLX125もカモシカもギリギリ停止。

シカなど野生生物が増えているがオフロードバイクも無縁ではいられない。
山側の斜面には気を付けよう。

五日市側のゲートも開放されていた。

林道盆堀線は完全舗装路だが、戸倉三山の一つ刈寄山は10分で登れるし、砂利道の支線もあるし、実に楽しい完全開通でした。

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