朝、鹿の湯に入ってから出発した。
10:30頃に到着した。

受付があって、色々説明を受けたりしたが、本当に衝撃の連続だった。
合宿に来ている人たちが怖すぎる。ほとんどみんなやんちゃな人たちばかり。煙草を吸う率も非常に高い。でも、根はいい人が多い気がする。
始めに、書類のサインが行われる。
視力検査と、写真撮影などを済ませて、生活についての説明を受けた。一切の外出の禁止、男女の会話の禁止、などの掟を聞かされて、破れば即退寮だと告げられた。
その後、昼食を食堂で食べた。
午後も説明があり、入校式をし、それから学科の1があった。ここで今後の教習の厳しさとつらさと怖さを聞かされた。『ここの教習所は日本一だ。』(バイクの数が)、『マクドナルドは、安い、早い、美味いだが、カーアカデミーは安い早いのほかに不味い、辛い、怖いがついてくる』、『教習所は全国にごまんとあるんだ。別にここじゃなくたっていいんだ。本気でやるやつだけ教習バッグに名前を書け』と言われた。ちなみにこの説明をしていた教官はカーアカで6番目に怖い教官だと言っていた。この人以上が5人いるなんて。教科書の袋に大きく名前を書き、適性検査を受けた。三角をたくさん書いたり、引き算をしたりするものと、質問に答えるものがあって、腕が疲れた。そして難しかった。
実技教習の1,2時間目はバイクの基本的な操作について教わった。引き起こしはみんなの前で最初にやった。200kgもあるCB400SFは重かったけど身体全体を使って持ち上げた。センタースタンドを立てるのが大変だった。サイドスタンドもどこにあるのか探してしまう。
ギアチェンジとウインカーをセンタースタンドで練習してから実際に発進の練習をした。フロントブレーキの加減が分からなくて、一気に強く握ったらバランスを崩して倒れてしまった。そしてブレーキレバーを折ってしまった。この日の担当教官は優しくて『バイク取り換えてくるからな』といってフロントブレーキが使えないバイクを運転して、新しいバイクと交換してくれた。それから『クラッチはゆっくり離すぞ~。止まる時はクラッチ、ブレーキだ。レバーは優しくじんわり操作する。』こんな感じでまさに手取り足取り教えてくれた。ありがたい。
バイクを交換してもらって、教官についてもらって練習した。フロントブレーキも少し使い方が分かってきた。外周を回った時に、クラッチを握らずにブレーキをかけてしまい、エンストした。そしてバイクを倒してしまった。外周はアイドリングのパワーだけで二速まで使って走った。コーナリングなどに心配はない。とにかくフロントブレーキとクラッチが難しい。
今日の教習はこれで終了。いろいろなことがあって一日があっという間だった。
追記
二回も転んでレバーも折ってしまい、結構自信を無くした。あとたった8日で卒検が受かるようになるのか、とても不安だった。
周りの人たちが何も困らずにこなしているのも自信喪失の原因だった。